沼田法律事務所

事業承継・M&Aについて

M&Aと聞くと、大企業による業界の再編・統合を連想される方も多いかもしれません。しかしながら、近時、中堅・中小企業の間でも、事業承継、事業再生の選択肢の一つとして、M&Aが行われるのは日常茶飯事となっております。

オーナー経営者が自ら育て上げた事業の一線から退く局面において、その事業をどのように次の経営者に引き継がせるのか、ときとして頭の痛い問題となります。自らの血縁者に引き継がせようとしても、子供が承継させようとする事業に関心がなかったり、事業が先行き不安な業種であったりなど悩みは尽きません。

このような場合、社員や、社外の経営者に事業の全部や一部を譲り渡し、その対価を受け取ってオーナー経営者は自らの事業を次代に引き継ぐことになります。このような手続きも立派なM&Aといえるでしょう。

弁護士に依頼するメリット

血縁者による経営者の交代にせよM&Aにせよ、事業承継に際しては、株主、社員、取引先、金融機関など多数の利害が複雑に絡み合います。これらの関係者について、法務、税務、経営の観点から最終的な完成図を描く必要があります。

沼田法律事務所は、医療コンサルティング会社と長くおつきあいをさせていただいており、開業医のお客様が育てた病院を次の院長に引き継ぐお手伝いをさせていただいてまいりました。このような経験は、特に中堅・中小規模のオーナー経営者様の事業承継について、お力になれるものと自負しております。